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Synthesia Syrenとは|プロンプトから動画を作るAIエージェントの使い方・クレジット・無料枠

AIアバター動画のSynthesiaは2026年10月9日、プロンプトや手持ちの資料から動画を組み立てる新機能「Syren」をベータ公開しました。モーショングラフィックス・アバター・ナレーション・音楽・Bロールまでを自動で作り、チャットで修正できます。無料のBasicプランでも使え、全ユーザーに2,000クレジットの特典(11月9日失効)が配られています。この記事では、Synthesiaの公式発表・ヘルプ・料金ページの記載だけをもとに、対象プラン・クレジット消費・使い方・制限を整理します。

監修・執筆:MoviAI編集部公開 2026-10-12更新 2026-10-12
情報基準: 2026年10月時点
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何が発表されたのか(公式発表の要点)

SynthesiaのCTO、Peter Hill氏は2026年10月9日の公式ブログ「Synthesia Launches Syren: Video and Motion Graphics from a Single Prompt」で、Syrenのベータ公開を発表しました。要点は次の5つです。

  • プロンプトや資料から動画を作る:作りたい動画を文章で説明するか、手持ちの資料(ドキュメント・画像・動画・PowerPoint・YouTubeリンク)を渡すと、Syrenが動画を組み立てます
  • 中身まで自動で作る:モーショングラフィックス・アニメーション・AIアバター・ナレーション・音楽・Bロールを含めた動画を作ります
  • チャットで直す:作り直すのではなく「ここを変えて」と頼んで修正します
  • 最長3分・横長/縦長:ブラウザ上で描画され、インストールは不要です
  • 無料プランを含む全プランでベータ提供:左のナビゲーションの「Syren」から使えます。クレジット制で、ローンチ特典のクレジットで誰でも1本目を作れます

公式の位置づけは「速さと見栄えが必要な企業動画」向けで、製品の発表動画・機能の解説・マーケティング動画を例に挙げています。研修・コンプライアンス・オンボーディングのように内容を正確にそろえて繰り返し更新する動画は、これまでのSynthesiaエディタを使うという使い分けです。既存のエディタはなくなりません。

Syrenの仕組み:AIエージェントが動画を「コードで」組み立てる

公式ブログによると、Syrenのエージェントは動画全体をコードとして書き、Synthesiaが自社開発した描画エンジンがそれをその場で再生します。作っている途中の動画がライブプレビューで見えるのはこのためです。この描画エンジンは、2026年6月からSynthesiaのモーショングラフィックス機能の裏側で使われてきたものだと説明されています。

同社は「AIエージェントが編集者を手伝うのではなく、エージェント自体が編集者になる」と表現しています。シーンを1枚ずつ組むこれまでのエディタとは逆に、全体をまず作らせてから、会話で直していく作り方です。

これまでのSynthesiaエディタとの違い

項目Syren(ベータ)Synthesiaエディタ/Assistant
作り方説明や資料を渡すとエージェントが全体を作り、チャットで修正シーンごとに原稿・アバター・レイアウトを組む
得意な動画発表動画・解説動画・マーケティング動画研修・コンプライアンス・オンボーディング・社内連絡
長さ最長3分プランの利用枠による
インタラクティブアバター使えない(公式ヘルプに明記)使える
消費するものクレジット(Syren利用分として表示)動画の利用分数・クレジット

公式ヘルプのFAQも、正確な台本・細かいシーン調整・定期的な更新や翻訳が必要な動画にはAssistantとエディタが向く、と説明しています。

対象プランとクレジット

プラン月額(公式・円建て)通常クレジットSyrenの扱い
Basic¥0月500使える。透かし入り。ダウンロード・共有は最初の2週間のみ
Starter月払い¥4,690/年払い¥2,980月1,250使える。透かしなし・ダウンロード・共有可
Pro月払い¥14,490月6,000〜使える。透かしなし・ダウンロード・共有可
Enterprise要問い合わせ個別全組織で使える。利用者はフルライセンスが必要。管理者がオフにできる

※料金・クレジットは2026年10月12日に公式料金ページ(日本からのアクセスでは円建て表示)、Syrenの扱いは同日に公式ヘルプで確認。

1分あたりの消費と、2,000クレジットの特典

  • 消費の目安:公式料金ページは「1分の動画でふつう1,000〜2,000クレジット(実際の消費は変動)」としています。作成中にチャットで修正するたびにも消費し、利用分は「Syren usage」として表示されます
  • ローンチ特典:2026年10月9日に全ユーザーへ2,000クレジットが配られました。Syren専用で、アカウント間での共有・交換・換金はできず、2026年11月9日23:59(英国時間)に失効します
  • 特典のあと:特典を使い切るか失効すると、アカウントの通常クレジットから消費されます。公式ヘルプには「fair usage caps(公正利用の上限)が適用される」とも書かれています

公式の目安で単純に計算すると、特典の2,000クレジットは1〜2分程度に相当します。Basicの通常クレジット(月500)だけでは1分に届かない計算になるため、無料で試すなら特典が残っている11月9日までが実質的な機会です。続けて使う場合、Starterの月1,250クレジットで1分弱〜1分強、Proの月6,000クレジットで3〜6分前後が目安になります(クレジットは吹き替えなど他の機能と共通で消費されます)。

Syrenの使い方

公式ヘルプ「How do I create a video with Syren?」に沿った手順です。

  1. Syrenを開く:ナビゲーションメニューの「Tools」から「Syren」を選びます
  2. 縦横比かサンプルを選ぶ:プロンプト欄のドロップダウンでWide 16:9(初期値)かTall 9:16を選びます。または「Quick start」「Explore」「My videos」タブのサンプル動画から始めます(この場合は縦横比を選べません)
  3. 作りたい動画を説明する:対象者・トーン・見た目・ナレーション・音楽などを書きます。ヘルプの例は「マーケティング担当者向けに、Synthesiaを説明する30秒のSNS広告を作って」です
  4. 資料を添える(任意):プロンプト欄の「+」から、ドキュメント・画像・動画・PowerPointファイルを追加して「Send」を押します
  5. 質問に答えて完成を待つ:Syrenが「誰向けの動画か」などを選択肢を示して質問することがあります。Chatパネルに作成の段階が表示され、「Stop」で止められます。生成が終わる前に再生すると音が乱れたり無音になったりするため、終わるまで待ちます
  6. チャットで直す:台本の変更、アバターや声の差し替え、シーンの見た目、音楽・ショット・縦横比・発音の修正を頼めます。メッセージには再生位置と選択中の要素が一緒に送られるので、直したい場面にシークバーを合わせてから頼みます
  7. 画面上で直接いじる(任意):見出し・画像・図形を選んでドラッグで移動、テキストを選び直して打ち替え、などはSyrenを待たずにすぐ反映されます。要素のきらきらアイコンから「大きくして」「2秒でフェードイン」のような指示も出せます
  8. 書き出す:「Generate」で解像度(Source=1080p・720p・480p・360p)を選び、生成後に動画ページからダウンロードします。共有は「Share」→「Publish」のあと、リンクを知っている人・SSO必須・パスワード・メールアドレス入力から公開範囲を選びます

取り消し・やり直し(Macは⌘Z)は、自分の操作とSyrenの変更の両方に効きます。

うまく作るコツと既知の制限(公式ヘルプより)

  • 短いプロンプトから始めて、チャットで足していく:長すぎるプロンプトは生成に失敗することがあります
  • アバターのシーンは30秒以内に:30秒を超えるアバターシーンはタイムアウトすることがあります
  • 音声トラックは最初の24本まで:それ以上のナレーションや効果音は書き出し時に落ちるので、不要なトラックはミュートします
  • インタラクティブアバター・ライブ会話は使えない
  • チャットが切れたら:ページを再読み込みして「continue」と送ると再開します
  • 素材の権利:使う権利のあるファイル・リンク・ロゴ・ブランド素材だけを渡すよう求められています。ベータ機能なので、公開前にアバターと音声を含めて必ず見直してください

日本語での利用について

  • 日本から使えるか:公式の発表・ヘルプに地域制限の記載はありません。料金ページは日本からのアクセスで円建て表示になり、Basicの説明欄にも「Syren NEW」と記載されています
  • 日本語のナレーション・テロップ:公式の発表・ヘルプ・料金ページには、Syrenで日本語をどこまで扱えるかの記載がありません(2026年10月12日時点)。Synthesia本体の対応言語(料金ページでは「140+ languages & voices」)がSyrenでもそのまま使えるとは書かれていないため、本記事では断定しません。公式情報が出しだい追記します

日本語ナレーションの品質を重視したツール選びは日本語対応のAI動画ツール、Synthesia本体の機能と料金はSynthesiaの料金と評判でまとめています。

Claude Motionとの違い

2日前の10月8日には、Anthropicも「Claude Motion」をベータ公開しています。どちらも「AIがコードで動画を組み立て、会話で直す」作り方ですが、中身は違います。

  • アバターと音:SyrenはAIアバター・ナレーション・音楽まで作ります。Claude Motionは公式が「実写のような映像や人物は作らない」としており、文字・グラフ・図形・画像のアニメーションが中心です
  • 使えるプラン:Syrenは無料のBasicを含む全プラン(Basicは透かし入り)。Claude MotionはClaudeのTeam・Enterpriseプランのみです

Claude Motionの詳細はClaude Motionとはで解説しています。

どんな人に向いているか

  • 向いている:製品の発表動画・機能の解説・SNS向けの短い宣伝動画を、手持ちの資料やスライドから手早く作りたい人。すでにSynthesiaを使っていて、エディタでシーンを組む手間を減らしたい人
  • 向いていない:3分を超える動画、内容を一字一句そろえて何度も更新する研修動画、インタラクティブアバターを使う動画。これらは公式がエディタやほかの機能を勧めている領域です。また日本語での品質は公式情報がないため、日本語が必須なら特典の範囲で試してから判断するのが安全です

アバター動画ツールの比較はSynthesiaとHeyGenの比較とSynthesiaの代替ツール、資料から説明動画を作る方法全般はプレゼン動画をAIで作る、研修用途は研修・教育動画×AIで解説しています。

出典(公式)

まとめ

Syrenは、Synthesiaが2026年10月9日にベータ公開した、プロンプトや資料から動画を組み立てるAIエージェントです。モーショングラフィックス・アバター・ナレーション・音楽までを自動で作り、チャットで修正できます。最長3分で、横長と縦長に対応します。無料のBasicを含む全プランで使えますが、Basicは透かし入りで、ダウンロードと共有は最初の2週間に限られます。消費の目安は1分あたり1,000〜2,000クレジットで、全ユーザーに配られた2,000クレジットの特典は11月9日に失効します。日本語の扱いは公式に記載がないため、試すなら特典が残っているうちに短い動画で確かめるのが確実です。正式版の公開や日本語対応など続報があれば本記事を更新します。

よくある質問

Syrenは無料プラン(Basic)でも使えますか?

使えます。公式ヘルプは対象プランをBasic・Starter・Pro・Enterpriseと明記しています。ただしBasicで作った動画にはSynthesiaの透かしが入り、ヘルプには「ダウンロードと共有は最初の2週間のみ有効」と書かれています(何を起点に2週間かは明記されていません)。透かしなしでダウンロード・共有したい場合はStarter以上が必要です(2026年10月12日、公式ヘルプで確認)。

Syrenで1分の動画を作るとクレジットはどれくらい減りますか?

公式料金ページの目安は「1分の動画でふつう1,000〜2,000クレジット(実際の消費は変動)」です。作成中にチャットで修正を頼むたびにも消費します。全ユーザーに配られた2,000クレジットのローンチ特典は、この目安では1〜2分程度に相当します。特典を使い切るか失効した後は、各プランの通常クレジット(Basicは月500、Starterは月1,250、Proは月6,000)から消費されます。

2,000クレジットの特典はいつまで使えますか?

公式ヘルプによると2026年11月9日23:59(英国時間)に失効します。日本時間では11月10日の朝です。特典はSyren専用で、アカウント間での譲渡や交換はできません。失効後は通常のクレジットが使われます。

Syrenで作れる動画の長さと縦横比は?

どのプランでも最長3分です。白紙から作る場合は、送信前にWide 16:9(横長)かTall 9:16(縦長)を選びます。サンプル動画から始めた場合は縦横比を選べません。書き出しはSource(1080p)・720p・480p・360pから選べます。

Syrenは日本語の動画に対応していますか?

公式の発表・ヘルプ・料金ページには、Syrenで日本語をどこまで扱えるかの記載がありません(2026年10月12日時点)。Synthesia本体は料金ページで「140+ languages & voices」と案内していますが、Syrenで同じ言語が使えるとは書かれていません。日本語のナレーションやテロップで使う予定がある場合は、ローンチ特典の範囲で短い動画を作って確かめるのが確実です。

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