Guide / Marketing
SNS広告動画をAIで作る方法|縦型クリエイティブを大量に検証
SNS広告は「当たるクリエイティブ」を見つけるまで複数案を回すのが基本ですが、制作コストがネックで検証回数を増やせないことが多いものです。AI動画ツールを使えば、テキストと写真から縦型クリエイティブを量産し、フックや訴求を差し替えてA/B検証を高速化できます。この記事ではSNS広告動画をAIで作る手順と表示上の注意点を公開情報ベースで解説します。

SNS広告動画にAIが向く3つの理由
- 検証回数がものを言う:広告は複数パターンを試して勝ちパターンを探す。量産できるAIは検証の母数を増やせる
- 差し替えが容易:冒頭フック・訴求文・CTAだけ変えた派生案を、テキスト修正→再生成で素早く作れる
- 縦型・多言語に対応:媒体に合わせた縦型や、海外配信向けの多言語版を低コストで展開できる
作成手順(量産と検証の流れ)
① 訴求とフックの型を決める
まず「誰に・何を・どう見せるか」を整理し、冒頭2〜3秒のフック(問いかけ・ビフォーアフター・結論先出しなど)を複数用意します。SNS広告は冒頭で離脱が決まるため、フック違いの検証が効きます。
② テキスト・写真から縦型動画を生成
FlikiやPictoryは、台本テキストと素材から動画を作り、9:16の縦型で書き出せます。ただし、Pictoryのテキストから動画を作る機能は公式FAQで現在英語のみとされているため、日本語の台本で作る場合はFlikiが候補です。商品写真やキャプチャを並べ、テロップとAIナレーションで訴求を乗せます。縦型量産のコツは縦型ショートをAIで量産、画像主体の動画化は画像から動画を作る方法が参考になります。
③ パターンを増やしてA/B検証
フック・訴求文・CTA・BGMを差し替えた派生案を複数作り、媒体の広告マネージャで配信して反応を比較します。勝ったパターンを軸に、さらに派生を作って磨き込みます。
④ 字幕・多言語で配信面を広げる
SNS動画は音声オフ視聴が多いため字幕は必須です(AIで字幕を付ける方法)。海外配信を狙うなら多言語版も同じ素材から展開できます(AIで動画を翻訳・吹き替え)。
使えるツール
テキスト・写真主体の量産ならFliki(英語の広告ならPictoryも候補)、短尺編集にはDescript(文字起こしは日本語に未対応)、生成系の映像表現を試すならRunwayが候補です。用途別の比較はAI動画ツール比較で整理しています。EC・物販の商品紹介は商品デモ動画をAIで作る方法も近い用途です。
各ツールの無料枠・対応言語(2026年10月18日 公式確認)
各公式サイトの料金ページ・機能ページで確認した内容です。料金や無料枠は変更されることがあるため、契約前に公式サイトでご確認ください。
- Fliki:無料プランあり(月3クレジット・720p・透かし入り)。商用利用権と透かしなしは有料プラン。80以上の言語に対応し、16:9・9:16・1:1で書き出し。BGMはロイヤリティフリーのライブラリ・持ち込み・AI生成から選択(fliki.ai/pricing・PPT to video ページ)
- Pictory:14日間の無料トライアル。16:9・9:16・1:1で書き出し、BGMライブラリあり。公式FAQでは、テキストから動画を作る機能の対応言語は現在英語のみ(pictory.ai/pricing)
- Descript:無料プランあり。文字起こしは25言語で、日本語は含まれない(descript.com/pricing)
- Runway:Freeプランは125クレジット(1回のみ)で一部の生成モデルを試用可能。透かしなしはStandard(年払い$12/月・月払い$15/月)以上(runwayml.com/pricing)
広告表示で気をつける点
- 景品表示法:効果・価格・比較を事実と異なって表示しない(優良誤認・有利誤認の回避)。消費者庁によると、故意でなく誤って表示した場合でも優良誤認表示に該当すれば規制の対象です。根拠のない「No.1」「絶対」表現は避ける
- AI生成物の扱い:AIで作った人物・声を実在の利用者の声のように誤認させません。各媒体のAI開示要件を確認する(例:YouTubeは、実在の人物が実際には言っていないことを言っているように見せるなど、写実的なAI生成・改変コンテンツの開示をクリエイターに求めています)
- 媒体ポリシーと権利:各プラットフォームの広告ポリシー、BGM・素材の広告利用可否を確認
- 最終確認:表現は自社の法務・広告審査でチェックする
まとめ
SNS広告は「検証回数を増やせるほど勝ちやすい」ため、量産・差し替えが得意なAI動画と相性が良い用途です。フック違いの縦型クリエイティブを複数作って検証し、効果の高い訴求を見極めてください。ただし効果・価格などの表示は必ずエビデンスと一致させ、各媒体のポリシーを守ってください。
広告クリエイティブを大量に作るのにAIは向きますか?
向いています。SNS広告は当たるパターンを見つけるまで複数案を試すのが基本で、テキスト・写真から動画を量産できるAIツールは検証回数を増やすのに適しています。冒頭フックや訴求文だけ差し替えて複数パターンを作る運用が効率的です。
縦型(9:16)で書き出せますか?
書き出せます。Instagramリール・TikTok・YouTubeショートに合わせ、9:16の縦型に対応したツールで出力します。横型の素材から縦型に作り直すより、最初から縦型前提で作るほうが収まりが良くなります。
AIで作った広告で気をつける点はありますか?
景品表示法などにより、効果・価格・比較などを事実と異なって表示しない(優良誤認・有利誤認の回避)ことが重要です。AI生成の人物・声を実在の利用者の声のように見せる演出や、根拠のない「No.1」表現は避け、表示はエビデンスと一致させてください。各媒体の広告ポリシーやAI生成物の開示要件も確認してください。
ナレーションやBGMも入れられますか?
AI音声でナレーションを付けたり、ツール内蔵のBGMライブラリを使ったりできます。BGM・効果音・素材は広告利用が許諾された範囲のものを使ってください。
次に読む
このガイドは MoviAI編集部(運営者情報・編集方針) が公開情報をもとに作成しています。