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Claude Motionとは|Claudeで説明アニメーション動画を作りMP4で書き出す新機能
Anthropicは2026年10月8日、プロンプトから説明用のアニメーションを作れる新機能「Claude Motion」をベータ公開しました。四半期報告を30秒の解説動画にする、グラフに動きを付ける、といった用途を想定しており、作ったアニメーションはMP4で書き出せます。この記事では、Anthropicの公式発表・ヘルプ・料金ページの記載だけをもとに、対象プラン・使い方・AI動画生成ツールとの違い・RunwayやHeyGenへの書き出しを整理します。
何が発表されたのか(公式発表の要点)
Anthropicは2026年10月8日、公式記事「Build live dashboards and animate explainers with Claude」で、Claude MotionとClaude Dashboardsのベータ公開を発表しました。動画づくりに関係する要点は次の4つです。
- プロンプトから説明アニメーションを作る:「四半期報告を全社会議用の30秒の解説動画にして」のように頼むと、Claudeがアニメーションを作ります。公式は「短い動画のように再生される」と説明しています
- MP4で書き出せる:エディタで直接調整するか、Claudeに修正を頼み、完成したらMP4ファイルとしてダウンロードできます
- 対象はTeam・Enterpriseプランのみ(ベータ):無料・Pro・Maxプランでは使えません
- 動画ツールへ書き出せる:Adobe・Descript・HeyGen・Higgsfield・invideo・Luma AI・Runwayで開いて続きを編集できます。CanvaとCaptionsは「近日対応」です
同じ発表で、Claude Docs・Slides・Designはベータを終了し、無料プランを含む全プランで使えるようになりました。無料プランに入ったのはこの3つで、Motionは含まれていない点に注意してください。
Claude Motionの仕組み:動画生成AIではない
誤解されやすい点についてご説明します。Claude Motionは、SoraやVeo、Klingのように映像そのものを生成するAIではありません。公式ヘルプは次のように説明しています。
Claude Motionは動画生成モデルを使っていないため、実写のような映像や人物は作りません。(Claude Motion doesn't use a video generation model, so it doesn't create realistic footage or people.)
Claudeは、プロンプトをもとにテキスト・グラフ・図形・画像を動かすコードを書き、それが短い動画のように再生されます。コードでできているため、1語・1つの数字・タイミングだけを変えても、ほかの部分はそのまま残るのが特徴です。動画生成AIでよくある「1か所直したら全体が別物になった」が起きにくい作りです。
公式は「自分の仕事を説明するためのもの(built for explaining your own work)」と位置づけています。手元の資料・データ・画像をもとに、社内説明・営業資料・オンボーディング用の短い解説アニメーションを作る用途が中心です。
AI動画生成ツールとの違い
| 項目 | Claude Motion | 映像生成AI(Runway・Klingなど) |
|---|---|---|
| 作れるもの | 文字・グラフ・図形・画像が動く説明アニメーション | プロンプトや画像から生成した映像 |
| 実写風の映像・人物 | 作れない(公式が明記) | 作れる |
| 部分修正 | コードなので1語・1つの数字・タイミングだけ変えられる | 再生成になることが多い |
| 素材 | 自分の資料・データ・画像を添付して使う | プロンプト・参照画像 |
| 出力 | MP4書き出し/Artifactとして共有 | 動画ファイル |
つまりClaude Motionは、映像生成AIの代わりになるものではありません。説明パートをClaudeで作り、映像が必要な部分はRunwayなどで足す、という分担を公式が想定しています(後述)。
対象プランと料金
| プラン | Claude Motion | 初期設定 |
|---|---|---|
| Free | 使えない | — |
| Pro / Max | 使えない | — |
| Team | 使える(ベータ) | オン |
| Enterprise | 使える(ベータ) | オフ(オーナーが有効化) |
Teamプランは2〜150名のチーム向けで、公式料金ページ(2026年10月10日確認)の価格は次のとおりです。
- スタンダードシート:年払いで1人あたり月$20、月払いで$25
- プレミアムシート(スタンダードの5倍の使用量):年払いで1人あたり月$100、月払いで$125
Motion専用の追加料金はありません。公式ヘルプによると利用量はプランの使用量上限に含まれ、長い・複雑なアニメーションほど多く消費します。何本作れるかの目安は公開されていません。
Claude Motionの使い方
公式ヘルプ「Get started with Claude Motion」に沿った手順です。
- チャットで頼む:どのチャットでも「この四半期報告を全社会議用の30秒の解説動画にして」のように頼めます。メッセージ入力欄の「Output」から「Motion」を選ぶ方法もあります
- またはArtifactsタブから始める:Artifactsタブを開き、Motionテンプレートを選んで、作りたいアニメーションを説明します
- 修正する:「2つ目のシーンをゆっくりにして」「Q3の数字を18%に変えて」のようにチャットで頼むか、エディタで直接調整します
- 書き出す・共有する:「Export」からMP4を選んでダウンロード。共有する場合は開いて「Share」を押します(初期状態は自分だけが見られる)
うまく作るコツ(公式ヘルプより)
- 誰が見るのか・どこで流すのか・だいたいの長さを伝える
- 使ってほしい報告書・データ・画像を添付して、自分の素材からアニメーションを作らせる
公式発表が挙げる用途は「四半期報告を全社会議用の30秒の解説動画に」「取締役会資料のグラフに動きを付ける」「顧客オンボーディング用の製品ウォークスルー」「営業キックオフで料金プランの違いを動きで見せる」などです。
RunwayやHeyGenへの書き出し
公式発表によると、作ったアニメーションはAdobe・Descript・HeyGen・Higgsfield・invideo・Luma AI・Runwayで開いて続きを作れます(CanvaとCaptionsは近日対応)。
ローンチパートナーのRunwayは、同日の公式ニュース「Runway is in Claude Motion」で連携の流れを説明しています。
- 映像を足す:Claude Motionの説明アニメーションに、Runwayで生成した映像や画像を組み合わせる。例として、1枚の参照写真から製品カットを生成して数値アニメーションとつなぐ
- 音を付ける:Runwayでナレーションと音楽を足してから全社会議で流す
- SNS向けに縦横を変える:16:9の説明動画を、アニメーションを作り直さずに縦型・正方形に展開する
- ナレーションをローカライズ:地域ごとのチーム向けにナレーションだけ差し替える
- 長い動画にまとめる:Runway Agentで、アニメーションを中心に長めの構成を組む
書き出し先の各ツールの使い方は、Runwayの使い方・HeyGenの使い方・Descriptの使い方・InVideo AIの料金と評判で解説しています。
日本語での利用について
- 日本から使えるか:公式発表・ヘルプに地域制限の記載はありません。Claudeの公式サイトと料金ページは日本語でも表示され、料金ページ(日本語)でもTeamプランの機能として「Claude Motion、Dashboards(ベータ)」が記載されています
- 日本語の文字・ナレーション:公式発表とヘルプには、Motionで日本語テキストをどこまで扱えるかの記載はありません(2026年10月10日時点)。日本語テロップの表示品質などは、公式情報が出しだい追記します
日本語ナレーションや字幕を重視したツール選びは日本語対応のAI動画ツールでまとめています。
どんな人に向いているか
- 向いている:すでにClaudeのTeam・Enterpriseプランを使っていて、社内報告・営業資料・研修・オンボーディング用の短い説明動画を、手元の資料から作りたい人
- 向いていない:実写風の映像、AIアバターが話す動画、YouTube向けの映像作品を作りたい人。これらは公式が「作らない」としている領域なので、映像生成AIやアバター動画ツールを使うほうが効率的です
アバターやナレーション付きの動画をプロンプトから作りたい場合は、Synthesiaが10月9日にベータ公開したSyren(無料プランでも利用可)も選択肢です。資料から説明動画を作る方法全般はプレゼン動画をAIで作る、製品紹介の動画は製品デモ動画をAIで作る、研修用は研修・教育動画×AIで比較しています。
出典(公式)
- Build live dashboards and animate explainers with Claude(Anthropic公式・2026年10月8日)
- Get started with Claude Motion(Claude ヘルプセンター・2026年10月10日閲覧)
- Claude 料金(公式料金ページ・2026年10月10日確認)
- Runway is in Claude Motion(Runway公式ニュース・2026年10月8日)
まとめ
Claude Motionは、Anthropicが2026年10月8日にベータ公開した、プロンプトから説明用アニメーションを作る機能です。テキスト・グラフ・図形・画像をコードで動かすため、数字や言葉を一部だけ直しやすく、完成したらMP4で書き出せます。一方で動画生成モデルは使っておらず、実写風の映像や人物は作れません。使えるのはTeam・Enterpriseプランだけで、無料・Pro・Maxプランは対象外です。説明パートはClaude Motionで作り、映像やナレーションはRunway・HeyGen・Descriptなどで足す、という使い方が公式の想定です。日本語対応や対象プランの拡大など続報があれば本記事を更新します。
よくある質問
Claude Motionは無料プランやProプランで使えますか?
使えません(2026年10月10日時点)。公式発表とヘルプ記事は「Claude Motion is available in beta on Team and Enterprise plans」と明記しており、対象はTeamプランとEnterpriseプランだけです。料金ページでもClaude MotionはTeamプランの機能として「Claude Motion、Dashboards(ベータ)」と記載されています。同日に発表されたClaude Docs・Slides・Designは無料プランを含む全プランで使えますが、Motionは含まれません。
Claude Motionで実写風の動画やAIの人物は作れますか?
作れません。公式は「動画生成モデルを使っていないため、生成された映像やAI生成の人物は含まれない」と説明しています。Claude Motionは、テキスト・グラフ・図形・画像をコードで動かすアニメーションを作る機能です。実写風の映像やアバターが必要な場合は、書き出し先として公式が挙げるRunwayやHeyGenなどで追加する流れになります。
作ったアニメーションはどうやって保存・共有しますか?
「Export」からMP4を選ぶとダウンロードできます。作ったアニメーションは最初は自分だけが見られる状態で、開いて「Share」を押すと共有できます。公式発表によると、管理者が許可していれば組織外の人やリンクを知っている人にも共有できます。作成したアニメーションはすべてArtifactsタブに保存されます。
Claude Motionを使うと追加料金はかかりますか?
公式ヘルプには追加料金の記載はなく、「Claude Motionの利用はプランの使用量上限に含まれる」と説明されています。長いアニメーションや複雑なアニメーションは、通常のメッセージより多く使用量を消費します。Teamプランの料金は、スタンダードシートが年払いで1人あたり月$20、月払いで$25です(2026年10月10日、公式料金ページで確認)。
Teamプランなのに「Motion」が表示されません。
公式ヘルプによると、Teamプランでは初期設定でオン、Enterpriseプランでは初期設定でオフです。Enterpriseの場合は、オーナーが「Organization settings > Artifacts」でオンにする必要があります。Enterpriseでは、カスタムロールで特定のグループだけに使わせる設定もできます。Teamプランで表示されない場合は、組織のオーナーが同じ画面でオフにしていないか確認してください。
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このガイドは MoviAI編集部(運営者情報・編集方針) が公開情報をもとに作成しています。